気まぐれ日記

2008年10月14日

球美の島はいかに?

初の久米島でしたが、体調も復活し、天気もよかったので、
そこそこ楽しんできました。そこそこね。

毎度のことながら海しか行ってないので、観光は??ですが、
静かな島でのんびりするにはなかなかよさそうです。
たまたま滞在した周りだけかもしれませんが、生活感があまり感じられず
あまり散歩もしませんでした。(というより行くところがない?)

肝心の海は?というと、うわさ通りダイナミックな地形で大物が出そう?な
ポイントやマクロが面白そう?なポイントがあったり、
白い砂地で癒されそう?なポイントがあって、じっくりと味わってみたいなぁ
と思わせる海でしたね〜。

なんだ?この煮え切らない書き方は?というと、、、
そう選んだショップがいまいちでした。少なくとも私たちには。。

久米島って意外と情報が少ないんですよね。
うちらの基本的なショップ選びは、、、、
1. 個人か夫婦でこじんまりと頑張ってるお店。
2. ちゃちゃらした若いガイドさんよりは経験豊富な落ち着いたガイドさん。
3. ボートは出来るだけ自己所有。
4. 可愛いワンコがいる店!(優先度低いですが(笑))

今回のショップは、データ上はまあまあ当てはまるつもりでした。
店長兼船長兼ガイド兼漁師?のご主人とサポート役の奥さん。
ボートはちょっとリッパすぎるほど豪華な37人乗りの新艇。
このボートで、少人数制ではないと判断すべきだったか。。
あと、ダイビングフィーが高めな久米島の中では
一番安いほうでしたが、、、ケチったのがまずかったか!?
そういやメールの対応もいまいちそっけなくて不安に感じていました。
ただパソコンに慣れてない人もいるので、判断は難しいところです。

300本を越えた私たちでも、常に初心を忘れないよう心がけています。
初めて行くところでは海の様子は当然分からないですし、
ダイビングスタイルやお店によって微妙に違うルールなどもありますからね。
それなりに期待と不安を持っていくわけです。

で、どんな感じか、、、というと、
朝ショップに集合して、申込書に記入。
「では、何時に出発しますので。」の一言でまずは終了。
出発時間を待っていると、結構ぞろぞろとゲストが集まってきます。
車に乗り込み港へ移動。りっぱなボートなんですが設備の説明はなし。
ドリンクも積んでいたようですが、出されたのは6diveで一回。
まあ、飲みたい人は勝手に飲めってことでしょう。
全員乗り込むと早速どこかのポイントへ向けて移動。
どんなところなんだろうなー、と思っていると、「じゃ、準備してアンカー集合!」
ポイント名はもちろん、ブリーフィングは一切なし。
まあ、俺についてくりゃガイドしてやるぜってことでしょう。
ふみすけと、ジャイアントだよね、、、とボソボソと話しながらエントリー。
エグジットは、多分、、、、フィンだけ脱いであがりゃーいいんだろうなぁ(^^;
カメラやフィンは気が向いたら受け取ってくれるみたいです。

海の中はガイド一人にゲスト8人。一応後ろに見張り役の奥さん。
もちろんゲストのレベルはバラエティーに富んでおります。
うちらは控えめに比較的後方から続きます。
たま〜にガイドさんが何かを指し示すらしく、ゲストが張り付いていきます。
岩場ならまだいいですが、砂地なんかだと、うちらが行くころには
もちろん煙幕で何も見えず。しかもいつまでも待ってられないぜと
どんどんガイドさんは進みます。
そういや宮古のガイドさんもそうだったけど、明示的に安全停止のサインを
出さないんですよね。まあそれくらいは空気(水?)を読め!ってことでしょう。
でもね、5m〜8mくらいのところをうろちょろされてると、
これって安全停止なのか?単なる小物探しなのか?と悩みますです。
残圧も少なくなってきて、自己安全停止モードに入っていると、
珍しくガイドさんがちょこっと下のほうから、こいこいって手招きするです。
何か見つけたか!とダッシュすると、これが「コイボウミウシ」だったり
するわけで、、、、ひょっとして珍しいと思っているのか、この後も
数匹ガイドしていただきました。
おかげでガイドしてもらって最も印象に残った生物となりましたです。
こんな感じなもんで、今回写真はあきらめました〜(^^;

ガイドさんのメインのお仕事は、夜光貝やシャコ貝探し。
見つけるとリピーターのゲストを呼び寄せ、あれを取れと指示。
選ばれたゲストは夜光貝を持ちながらの異様なダイビング光景となります。
はじめは自分も、わぁー夜光貝だぁーとそれを横目で見ながらワクワクしてました。
ま、あくまでも横目で見るだけですけど。。。
前回ちらっと書きましたが、それならばと自分で特大なのを見つけちゃったので
ふみすけに持たせてあげました(笑)
内側の輝きも今までに見たもので最高でした。
中身はいらないから殻だけ、、、と願いましたが、セリに回されたようです。
きっと、ここの売りは体験ダイビングならぬ体験漁なのでしょう。
もちろん獲物は船上で没収し、売り物にならない小さいものは、
ゲストへその場で試食サービスとして振舞われます。
普通こんな経験は出来ないので、ある意味貴重かもしれません。
ダイビングが目的でなければ、、、ね。

中にはこういうショップが好き!という人もいるんでしょうね。
リピータさんもいたので、もっと馴染みになって慣れちゃえば
それなりに楽しめるのでしょう。。。
初日に何かムスっと表情の暗い若いカップルが一緒でした。
後でちらっと聞いたんですが、前日潜ったとき、どうやら彼氏のほうが
かなりのエア好きで、あっという間に無くなったらしく、一人でボートに
あげられたらしいです。
彼女のほうはたっぷりあったので、そのままダイビングを継続。
そしたら彼氏くんが、一緒に来てるのに、なんで一緒にあげないんだ!
って猛烈に怒ったらしいです。
これはどう考えても彼氏くんの言い分はおかしいわけで、というより
ダイビングの心得を分かってないのでは?と思いますですね。
でもね、こんな初心者くんにも事前にちゃんとした説明をしてないってことも
問題なのではないでしょうかね〜。
実は、うちらも「ふみすけ遭難かぁ?」とちょっぴりドキっとした事件が
ありましたですよ。
長くなっちゃったので、このお話は次回に続く、、、(^^)

投稿者 Yamada : 2008年10月14日 15:54

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